2024年3月22日
2日目は、山梨県甲府市米倉山に整備された次世代エネルギーの水素や燃料電池の普及に向けた最先端の研究所であるNesrad(米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ)を現地調査しました。
山梨県は、日照時間が日本で最も長く、太陽光発電のポテンシャルが高い地域です。またリニア新幹線の新しい駅が米倉山の近くにできるため、水素や蓄電の最先端の仕事や研究を志す多くの人々がリニアに乗って山梨へ集まってくる「水素のシリコンバレー」を目指して当施設が整備されたとのことです。
太陽光の余剰再エネで水素を作り、それを燃料として活用するP2G(power to gas)の実証試験が行なわれており、その技術を今後は国のグリーンイノベーション基金事業第一号案件として、サントリー白州工場に大規模なP2Gシステムを導入して、エネルギー需要転換や利用技術開発の実証が行われるようです。
カーボンニュートラルへの最先端の現場は、普段なかなか見られない貴重な機会であり、この場を借りて関係者の方々に感謝申し上げます。
本県の取り組みにも活かしていきたいと思います。
八千代市 横山 秀明