2024年3月22日
日本は明治時代に関東と関西で輸入された発電機がアメリカとドイツで異なるという歴史的背景から、東西で50Hzと60Hzと、家庭用電源周波数が二つに分かれている世界でも珍しい国です。
東日本大震災では大規模電源の被災等で計画停電を経験するなど、供給力が大幅に不足したことを契機として、融通し合えるよう周波数変換設備を増強しています。
その一つである、「東京電力パワーグリッド新信濃変電所」を、千葉県資源エネルギー問題懇話会議連にて現地調査しました。
この100年で災害の激甚化・頻発化が目に見える形で進む我が国では、安定供給が何より重要で、普段当たり前に使っている電気は、こうした高い技術力に支えられていることを実感し、「電気を大切に」との思いを改めました。
八千代市 横山 秀明