2024年3月21日
千葉県資源エネルギー問題懇話会の県外視察
【1】東京電力パワーグリッド新信濃変電所
ここは、東日本側50Hz、西日本側60Hzと周波数の異なる電気のやり取りを行っている変換設備が長野県茅野市にあるのです。講話に続き、2時間以上かけて施設内見学・説明を受けました。
変換設備の心臓部はサイリスタバルブとよばれ、交流と直流を交互に変換していた。高さ16mの建屋・飛騨信濃FCを視察、厳正に管理されていた。
東日本大震災時に大規模電源が、被災したことで、大幅に電源供給不足となり、東京中部間を連携することの重要性が見直されて、2021年運用開始となっています。直流の送電線は、約450m間隔で高さ50mの鉄塔設置をしてつながっていること、電線は上がマイナス、下がプラス、落雷にも電流をにがす事ができる工夫等の興味深い話も頂く。
当然ながら、24時間体制で、危機管理体制も整っているとのことだ。
柏市 阿部 俊昭