2023年10月27日
ブルーカーボンの視察で釧路港に伺いました。
昨夜、釧路は濃い霧に覆われました。まるで山の中にいるようです。
地球温暖化の影響は、今夏の猛暑や局地的な豪雨など、否が応でも実感させられます。海の森の存在も注目されています。
海草や海藻の藻場によるブルーカーボン生態系の炭素貯留量は陸上の全ての植物に貯留される量に匹敵します。
しかし、この生態系は年間2~7%も消失しています。
釧路港では、防波堤の背後盛土を活用して藻場の創出に取り組んでいます。
釧路港の漁業権が設定されていない、大型船の行き来する区域でブルーカーボン生態系を作り出す取組みは意外に感じました。
千葉県においても、まだまだ盲点となっていることがあるかもしれません。今回の視察をもとに思索してまいります。
千葉市花見川区 田村 耕作