2023年7月11日
骨髄移植ドナー休暇制度の導入を推進するためには、県内企業への周知や働きかけを行っていくことが重要です。
昨年12月議会の代表質問の場において、「制度を前に進めていくためにも、関係団体を増やして意見交換会を行うべきではないか」と質問したところ、県からは「医療の専門家、医療関係者および行政機関等から構成される協議会、千葉骨髄バンク推進連絡会や千葉県赤十字血液センターとの定期的な意見交換会、経済関係団体への働きかけの際の意見交換などを通じて声を伺いながら、事業を推進していく」との、心強い答弁をいただきました。半年が経過したことから、その後の進捗を確認しました。
意見交換会の実施状況はどうか?
令和5年2月に千葉県造血幹細胞移植推進協議会を、この6月には千葉骨髄バンク推進連絡会と千葉県赤十字血液センターとの意見交換会をそれぞれ開催し、ドナー休暇制度の普及啓発を含め、造血幹細胞移植推進事業について、ご意見を伺ったところです。
県では、こうした意見を踏まえながら、経済関係団体にドナー休暇制度について丁寧な説明を行うとともに意見を伺うなど、引き続き、企業におけるドナー休暇制度の普及啓発を図ってまいります。
◇
ドナー休暇制度を実際に広めていくには、企業の理解と協力なくして進めていくことはできません。 経済団体への働きかけについては、具体的な日程の目標を設定するなどして、確実に進めていただくよう要望しました。
【参考資料】