2023年1月18日
市原市の臨海部は、昭和30年代から40年代にかけて埋め立てが行われ、わが国有数の工業地帯となりましたが、埋め立て護岸が整備されてから60年以上が経ち、擁壁の老朽化が目につくようになりました。
「首都直下地震」や「南海トラフ地震」は、いつ起きてもおかしくないと言われていますが、万が一、大地震が発生すると,大惨事につながることが予想されます。
以前、八幡海岸地先にある 八幡水路の擁壁の隙間から 土砂が流れ出し、脇の市道が陥没したケースがありました。八幡水路の整備については、令和2年2月議会で取り上げましたが、その後の進捗が気になるところです。そこで、市原市内にある県管理の護岸整備について確認しました。
市原市の八幡水路護岸をはじめ、県管理の埋立て護岸の管理・補修状況はどうか?
八幡水路及び八幡・姉崎海岸の埋立て護岸の管理については、毎年、巡視・点検を行い護岸の状況を把握し、必要に応じて補修を実施することとしております。
このうち、八幡水路護岸については、老朽化によりひび割れ等が生じているため、令和3年度から補修工事を順次実施しています。
引き続き、巡視・点検を計画的に実施するなど護岸の適切な維持管理に努めてまいります。
市原市 鈴木 和宏