2023年1月11日
市原市北部に位置する千葉県消防学校の周辺には、旧スポレク健康スクエア構想用地として、県の未利用地が広がっています。菊間地区の未利用地7.9haと、八幡地区の未利用地4.2haがありますが、長年活用されず手つかずの状態となっています。
未利用地の周辺は、市原市の土地区画整理事業も進み、住宅の数も増えてきましたが、未利用地脇の道路は夏場になると雑草が繁茂し、通行の妨げとなっています。また、県立市原八幡高校への通学路 としても使用されており、防犯の観点から、草むらや茂みが多いことに対して、心配をする声も多くいただいています。
これは、私の地元市原市の話ですが、県内には、こうした未利用地は他にも多数存在すると聞いており、防犯上の不安を解消するためにも、また、除草費用などの支出を抑えるためにも、これらの未利用地の有効活用が求められることから、今後の進め方について伺いました。
(出典:国土地理院ウェブサイト)
未利用県有地の処分を含めた有効活用について、どのように進めていくのか?
県有地は、県民共有の貴重な財産であることから、未利用となった場合には、継続的に維持管理の負担が生じるため、早期に有効活用を図っていく必要があります。
有効活用に当たっては、公共での活用を優先しており、まずは県庁内、次に所在市町村に、当該地域の活性化につながる活用などの希望を確認し、いずれも希望がない場合は、入札により売却を進めていくこととなります。
また、公共での活用や売却を行うまでの間、暫定的に有償貸付を行うことにより、更なる歳入の確保に努めているところです。
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未利用地については、公共での活用や売却といった取り組みが行われているとのことであり、引き続き、有効活用が図られるよう努めていただくことを要望しました。
また現在、私の地元で未利用地となっている、旧スポレク健康スクエア構想用地の周りには、住宅地をはじめ県立高校や消防学校、さらにはスポレクパークが隣接しています。周辺の環境に見合うような、研究施設や教育施設、スポーツ関連施設などでの活用を要望いたしました。
市原市 鈴木 和宏