2022年12月22日
視察2日目は、愛知県議会に伺いました。
千葉県と同様にICT化を進める愛知県は人口規模・議員定数も近く、議会運営でも類似の課題を抱えています。
議員数が100名を超える愛知県では、議会における議員の発言機会を確保することも容易ではない。
議会のICT化については、中間答申が出たばかりではありますが、電子資料の活用など、興味深い課題が議論されていました。
議会図書室や県立図書館と連動した電子資料の具体的な活用方法について、現時点での取り組み状況をいくつか質問させて頂きました。
愛知県では、少しでも多くの県民に県議会の活動を理解してもらうため、人気アニメ「鬼滅の刃」の声優がナレーションをおこなう動画、マジシャンによるマジックを交えた県議会の活動紹介動画などを作成しています。
会議室で説明を受けて後、本会議場を見学させて頂きました。
その際、副知事のプレートが4枚あることに気づき、事務局の方に尋ねると、事業ごとに担当が決められている副知事3名にくわえ、発展が遅れている一部地域を担当する副知事1名がいるそうです。
地域全体の均等な発展を目指すことは、都道府県に課せられた大きな役割であると考えます。
とするならば、発展が遅れている地域に偏重して施策を展開することは重要な使命です。
千葉市花見川区 田村 耕作