2022年10月3日

政府の中央防災会議が9/30に開催され、「千島海溝」と「日本海溝」で想定される巨大地震に備えて、防災対策を特に進める地域として、千葉県においては、私の地元の八千代市を含む27 市町村が「推進地域」に、うち 1 市の銚子市が「特別強化地域」に今回初めて指定されました。

「推進地域」は震度６弱以上の激しい揺れが想定される地域などを対象に、防災対策の目標や達成期間を定める推進計画の作成などが求められ、避難施設の整備等において国の補助を受けることができます。
「特別強化地域」は巨大地震で津波が発生した時に甚大な被害が生じるおそれがあるとして特に津波対策の強化が求められる地域で、そのうち茨城と千葉では「南海トラフ」の基準と同じ、地震発生から３０分以内に津波で３０センチ以上浸水する地域としています。
この指定地域では、津波から命を守るためのハードとソフト両面の対策を進めるための国の財政的な支援があり、具体的には津波避難タワーの設置費用などについて国の負担割合が２分の１から３分の２に引き上げられます。

八千代市 横山 秀明