2021年10月4日
6月28日、八街市立朝陽小学校の児童5人が飲酒運転トラックにはねられるという、あってはならない事故が起こってしまいました。
これに対し「通学路の徹底した安全対策を求める緊急要望書」を知事に提出したことは、7月1日の本ブログに書いた通りです。
問題は、事故発生後、千葉県の飲酒運転は減ったのかです。
あの飲酒運転死傷事故が、毎日のように新聞やテレビなどで報じられ、当然、飲酒運転が減っているものと思うはずです。
ところが、事故後の一か月間の飲酒事故を千葉日報で確認すると、想像以上の事故数の多さでした。
7月1日は四街道市、7月2日は船橋、八街市。すでにここで八街市で事故です。3日は千葉市中央区、4日は流山、山武市。30日の松戸市まで合計27件の事故が発生していました。
これは飲酒運転の数字ではなく、飲酒運転により事故を起こし、それが千葉日報に掲載された件数です。
結局、あの悲惨な事故に関係なく、飲酒運転は続けられているのです。これをどうやって根絶へ向けて進めていくか、今まさに真剣に考えています。
松戸市 藤井弘之