2021年8月4日
今朝、各紙が報じた経産省のエネルギーの発電コストの記事には驚かされました。
読売は『太陽光 コスト「割高」』と報じましたので、雨天や夜には他のエネルギーで発電せざるを得なくなるのでコスト高かと思いました。
所が、朝日は『発電コスト 原発11.7円以上』、毎日は『太陽光8.2円 最安』と太陽光が安いという見出しです。
そこで、日本農業新聞を見ると、読売同様『発電コスト試算 太陽光は割高に』とありました。
発電エネルギーには補助金が使われており、それをどこまで含めるかによってコストが異なるのは当たり前のことです。そうではなく、経産省発表の同じ資料についての見出しが正反対だったことに驚いたのです。
つまり、報じ方によって、読者の考えを180度変えてしまう怖さがあります。心して新聞は読まねばと再認識した次第です。
松戸市 藤井弘之