2020年5月3日
念日には恒例の街頭演説会を行っていましたが、今年は新型コロナの関係で中止となり本当に残念です。
さて、朝刊各紙は、憲法改正についての世論調査を報じています。
朝日は「改正を急ぐ必要はない」、毎日は「安倍総理在任中に改正すべきではない」、読売は「改正に賛成49%、反対48%」と報じています。
ただ、憲法は新型コロナのような事態を想定していません。
56条「総議員の三分の一以上出席がなければ、議事を開き議決することができない」、59条「法律案は、両議院で可決したとき法律となる」、60条「予算は、さきに衆議院に提出しなければならない」(趣意)
つまり、感染症パンデミックで、国会招集ができない事態、法律や予算が緊急に必要な事態を想定していないのです。
今後は、緊急事態への対処という観点で憲法を論議しなければなりません。
憲法は、一字一句変えてはならないと主張してきた政党は、この事態をどう見ているのでしょうか。
松戸市 藤井弘之