2019年11月23日
「今般の災害を踏まえ、電力インフラ等について全国で緊急に点検を行い、政府の対応方策等を取りまとめること」
これは、11月27日に公表された経済産業省の電力レジリエンスワーキンググループの「中間とりまとめ」です。
今般の台風15号では、千葉県は広範囲にわたり長期間停電となりました。
しかし、この「中間とりまとめ」の公表は2018年11月27日であり、ここで言う「今般の災害」とは、実は平成30年の北海道胆振東部地震なのです。つまり、千葉県も政府も1年前の北海道地震の教訓を活かせなかったということです。
今日の千葉日報は、停電ではなく、市町村から県への報告の遅れを「教訓生かされず」と報じていますが、停電もまた同じでした。おそらくそのほかにも多々反省すべき点があることと思います。
台風15号、19号そして10・25豪雨の教訓を、今度こそ本当に生かしていかねばなりません
松戸市 藤井弘之