2018年12月18日
議会終了後にワーカーズコープの方々との意見交換会を行いました。
働くみんなで出資・経営・労働の3つの役割を担い、社会に必要な仕事を起こし運営していく非営利組織で、その歴史も古く、全国にて展開されています。
業種は地域密着の福祉・介護から、子育て支援としての子ども食堂や放課後デイ、公共施設の管理、さらには環境や食の分野のフードバンクに至るまで幅広い分野に及んでます。
近頃定年退職組など中高年男性の参加が目立ち、団塊世代の中にも「定年後は地域に貢献できる仕事がしたい」という人が増えているようです。こうした働き方が増えることは、地域社会の活性化や社会構造の変革につながると期待されています。
しかしながら法的根拠となる法律が存在しないため、税法上の優遇措置が受けられなかったり、社会保障の負担が労働者個人にかかるなどのハンディもあるため、法制化への動きに注目されています。
まだまだ世間の認知度が低く、またどっかの団体と誤解されることもあるようで、自主映画上映会などで周知を図っているとお聞きしました。しっかり応援していきたいです。
千葉県議会議員
横山 秀明