「チバニアン」で大きなニュースとなっている、市原市にある田淵の地磁気逆転地層を公明党千葉県議団はじめ、角田県副代表や地元の市原市議団で視察しました。
この地層は77億年前に起こった地磁気の逆転して行く様子が連続して分析・観察できる海底堆積層で、世界でもイタリア南部と房総半島の地層だけです。
なかでも田淵の地層が観察に最適な条件を備えている事から研究が進められています。
現在、千葉セクションは地質境界のGSSPの第一候補に選ばれ、正式に認定されればこの地層の含まれる時代がチバニアンと呼ばれるようになります。
こうした重要な地層の保護や活用などについて、市の職員からも詳しく説明して頂きました。
我々公明党県議団では、田淵の地層について議会でも取り上げてきました。この田淵の地層を活かしたジオパーク構想を推進して行きたいと考えています。
【追記】
市原市からは国へ「天然記念物」の指定を申請予定と伺っておりましたが、今年の6月に指定されることになりました。