令和4(2022)年7月27日 (水曜日) から令和4(2022)年9月19日 (月曜日) ※月曜日休館(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
午前9時から午後4時30分
名称 | 千葉県立美術館 |
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住所 | 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1 |
電話 | 043-242-8311 |
ホームページ | 県立美術館ホームページ |
名品シリーズ第3弾は当館収蔵作品クールベの『嵐』に注目。特別に、ふくやま美術館(広島県)、山梨県立美術館からクールベの作品をお借りして、自然のあるがままの姿を鋭く捉えたクールベの「嵐」の表象に迫ります。あわせて、クールベに関連するバルビゾン派の作品など、当館の収蔵作品の中でも鑑賞の要望の高い作品をご紹介します。
ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)
19世紀のフランスで活躍した画家。宗教的・伝統的な主題ではなく、自分が実際に現実で見たものだけを描く写実主義運動の指導者で、のちの美術家に大きな影響を与えた。スイスの国境に近い山村で生まれ、1841年22歳で初めて海を目にしてから、海の風景を数多く描いた。
ギュスターヴ・クールベ《嵐の海》1865年(山梨県立美術館蔵)
ギュスターヴ・クールベ《波》1869年(ふくやま美術館蔵)
ギュスターヴ・クールベ《嵐》1865年頃(当館蔵)
夏目漱石『吾輩は猫である』内の浅井忠(あさいちゅう)の挿絵原画や、西脇順三郎(にしわきじゅんざぶろう)の詩の世界を表現した池田満寿夫(いけだますお)の版画、日本の歴史を題材にした石井林響の(いしいりんきょう)日本画など、文学から想を得て制作された作品・雑誌を紹介します。
石井林響《和気清麿(わけのきよまろ)》1907年
色彩には心を明るくしたり、穏やかにするさまざまな力があります。作家たちが、心打たれた目の前の色を写したり、心象を投影して彩ったりした、色彩の効果が特に際立つ作品を紹介します。
ロッカクアヤコ《Untitled》2020年
■入場料 一般:300円 高校生・大学生:150円
※中学生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方と介護者1人は無料