千葉県を発展させた歴史的な産業技術を次世代に継承するとともに、県民の皆さまに、地域の産業や技術、製品への理解を深めてもらうため、平成27年度から100件を目標に選定を進めています。
県内各地域の発展に歴史的な役割を果たしたものや、産業あるいは技術の発展に著しく貢献したものを選び、「地域の学習」などにも役立つよう資料を作成しています。
今回新たに選定した16件を含め、これまでに72件を選定しました。
房総半島の最南端に建ち東京湾へ出入りする船舶の安全に寄与する洋式灯台「野島埼灯台」(登録第59号)
日本初の万能ホモジナイザー(液体の中の物質を均一化する装置)「ヒスコトロン」(登録第69号)
オリンピックをはじめとする数々の世界大会で採用された体操器具開発(登録第64号)
「気動車王国千葉」を支えたDMH17形ディーゼルエンジン
(市原市/小湊鐵道株式会社、大多喜町/いすみ鉄道株式会社)
製鉄所内の輸送を担う専用鉄道
(千葉市/JFEスチール株式会社東日本製鉄所千葉地区、木更津市/日本製鉄株式会社東日本製鉄所君津地区)
明治2年に初点灯した洋式灯台
(南房総市/千葉海上保安部)
国産鋼材を使用した霧信号所
(銚子市/銚子海上保安部)
謎の円形道路 行田無線
(船橋市/千葉県)
国内初の無線電信局銚子無線局
(銚子市/銚子市)
世界のトップアスリートが選ぶ陸上競技投てき用具
(船橋市/株式会社ニシ・スポーツ)
「体操ニッポン」を支える体操器具開発
(松戸市/セノー株式会社)
日本初の場所打ちコンクリート覆工トンネル
(富津市/東日本旅客鉄道株式会社千葉支社)
近代化への歩みを象徴する煉瓦造アーチ橋
(佐倉市/東日本旅客鉄道株式会社千葉支社)
日本の近代化を土台から支えた石
(富津市/富津市、鋸南町/鋸南町)
近代日本の発展を陰で支えた井戸掘り技術
(木更津市/木更津市郷土博物館 金のすず、君津市/君津市立久留里城址資料館、袖ケ浦市/袖ケ浦市郷土博物館)
日本初の万能ホモジナイザー「ヒスコトロン」
(船橋市/株式会社マイクロテック・ニチオン)
海上に建設された人工島「第二海堡」
(富津市/関東地方整備局東京湾口航路事務所)
生体電極に関するオンリーワン製品の研究開発
(千葉市/株式会社アイ・メデックス)
日本初の自動車専用道路から始まった千葉の大動脈
(市川市・船橋市・習志野市・千葉市/東日本高速道路株式会社関東支社)
※これまでに選定した内容は、県立現代産業科学館のホームページで公開しています。
県立現代産業科学館
住所:市川市鬼高1-1-3
電話:047-379-2000