印旛沼及び手賀沼は、昭和60年12月に湖沼水質保全特別措置法に基づき指定湖沼の指定を受け、令和2年度までに7期35年間にわたり湖沼水質保全計画を策定し、各種施策を総合的に推進してきましたが、環境基準達成に向けて、水質改善が必要です。
このため、引き続き総合的な水質保全対策の推進を図るため、「印旛沼に係る湖沼水質保全計画(第8期)」及び「手賀沼に係る湖沼水質保全計画(第8期)」を策定しました。
令和3年度から令和7年度までの5年間
項目 |
令和7年度 |
令和2年度 |
環境基準 |
---|---|---|---|
COD 75%値 |
12 |
12 |
3以下 |
【参考】 COD 年平均値 |
10 |
10 |
- |
全窒素 年平均値 |
2.3 |
3.0 |
0.4以下 |
全りん 年平均値 |
0.12 |
0.14 |
0.03以下 |
項目 |
令和7年度 |
令和2年度 |
環境基準 |
---|---|---|---|
COD 75%値 |
9.0 |
11 |
5以下 |
【参考】 COD 年平均値 |
7.7 |
10 |
- |
全窒素 年平均値 |
2.0 |
2.3 |
1以下 |
全りん 年平均値 |
0.12 |
0.17 |
0.1以下 |
目標値:湖沼水質保全計画(第7期)の水質目標値と水質予測モデルを用いて計算された令和7年度水質予測値の平均値を比較して、より厳しい数値を目標値として設定しました。
市街地対策
農地対策
流出水対策地区(印旛沼:鹿島川流域、手賀沼:大津川流域)における市街地及び農地対策の重点的な実施
浄化用水の導入(手賀沼)、オニビシの刈り取り(印旛沼)等の実施
ポスターやパンフレット等による水質の状況や計画の趣旨等の周知
親水性を評価するため、地域住民など沼を訪れる人が自ら的確かつ容易に評価できる指標の設定
今後の沼の利用形態の変化を見据えた将来あるべき姿を見出し、令和12年度までの長期ビジョンの見直しに向けた検討を実施
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