令和3年6月、八街市内において飲酒運転のトラックが下校中の小学生の列に衝突し、複数の児童が死傷した重大交通事故の発生を受け、政府は「通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策」を策定し、全国で緊急対策が進められることとなりました。
千葉県警察では、当該事故が本県において発生したことを重く受け止め、同種事故の防止に向けた各種対策を着実に実行するため、「千葉県警察交通安全緊急対策アクションプラン」を策定しました。
飲酒運転による交通事故は、平成19年の飲酒運転厳罰化や平成21年の行政処分強化などにより、発生件数は年々減少しているものの、千葉県は飲酒運転による交通人身事故の発生件数が他県と比較して多く、飲酒運転事故多発県となっています(令和3年中の飲酒運転による交通死亡事故は4件で、前年比-4件でした。)。 飲酒運転根絶に向けて、取締りの強化や関係機関・団体等と連携した広報啓発活動などに強力に取り組んでおりますが、県民の皆さんも一人一人が「飲酒運転はしない・させない・許さない」という強い意志を持ち、千葉県全体で飲酒運転を根絶しましょう。
飲酒事故の推移(平成29年~令和3年)
(PDF形式:38KB)
市町村別飲酒事故発生マップ3年分(令和元年~令和3年)(PDF形式:685KB)
署別飲酒事故発生状況(令和4年1月末)
(PDF形式:52KB)
市町村別飲酒事故発生マップ(令和4年1月末)(PDF形式:669KB)
軽い気持ちでハンドルを握った結果...
貴方はまだ、飲酒運転をしますか?
〇酒酔い運転(※1)
罰則-5年以下の懲役または100万円以下の罰金
基礎点数-35点⇒免許取消し 欠格期間3年(※2,3)
〇酒気帯び運転
・呼気中アルコール濃度0.15mg/l以上0.25mg/l未満
基礎点数-13点
免許停止 期間90日(※2)
・呼気中アルコール濃度0.25mg/l以上
基礎点数-25点
免許取消し 欠格期間2年(※2,3)
※1「酒酔い」とはアルコールの影響により車両等の正常な運転ができない状態をいいます。
※2前歴及びその他の累積点数がない場合となります。
※3「欠格期間」とは運転免許が取り消された場合、運転免許を取得することができない期間をいいます。
〇千葉県と千葉県警では、「飲酒運転をしない、させない、許さない」という県民意識の高揚を図り、飲酒運転のない、県民が安心して暮らすことができる地域社会を実現するため、飲酒運転根絶を宣言する事業所及び飲食店の登録申込を受け付けています。
詳細は、千葉県ホームページをご覧ください。
※千葉県「飲酒運転根絶宣言事業所」及び「飲酒運転根絶宣言店」の募集・登録について
〇県警における飲酒運転根絶宣言実施企業・団体一覧(Excel形式:184KB)
※HPに企業・団体名を掲載することに同意を得られたものを掲載しています。
(令和3年10月末現在1,315企業・団体)
※千葉県では「千葉県飲酒運転根絶宣言事業所・宣言店登録実施要綱」を策定し、令和3年11月9日から施行しております。
11月9日以降に登録申込を実施した企業・団体については、千葉県ホームページに掲載されます。
千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例について、「県民の役割・通報編」、「事業者の役割編」、「飲食店営業者等の役割編」の3つの要点にまとめた動画を作成しました。
飲酒運転根絶を実現するためには、運転者一人一人のみならず、事業所の雇用主や飲食店営業者等、県民総ぐるみで対策を講じる必要があります。ぜひ、ご覧ください。
詳しくは、千葉県のホームページをご覧下さい。
https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/koutsuuanzen/jikoboushi/inshu/insyujourei.html
飲酒運転の代償「後悔の種」
飲酒運転の代償「私たちの願い」
千葉県警では、日常的に飲酒運転を行っている運転手や意図的に酒類を提供している飲食店などの情報を求めるメールBOXを設置しています。
飲酒運転をしている運転手や飲酒運転を助長している店舗に関する情報提供は、「飲酒運転取締りメールBOX」ページ内の情報提供フォームよりお願いします。
〇飲酒運転根絶への取組み(千葉県ホームページ)
〇みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」(警察庁ホームページ)
〇「気づかず飲酒運転 意外と知らない お酒が抜ける時間」(政府インターネットテレビ)
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