令和3年7月8日(木曜日)午前11時30分頃、香取市内の介護老人保健施設から「施設入居者複数名が下痢等の症状を呈しており、患者3名の便からカンピロバクターが検出された。」旨の連絡が香取保健所にあり、調査を開始した。
調査の結果、当該施設の入居者のうち、16名が下痢等の症状を呈していたことが判明した。
患者に共通する食品は、当該施設の給食施設が提供した食事に限られており、患者の便から食中毒の病因物質であるカンピロバクターが検出されたこと、患者の発症が一峰性であり、発症状況がカンピロバクターによるものと一致したことから、本日、香取保健所長は、当該給食施設を原因施設とする食中毒と断定し、当該給食施設の使用停止を命じた。
なお、患者は全員快方に向かっている。
90名(入居者90名)
16名(入居者16名、調査中)
(内訳)男性 2名(77歳~94歳)
女性14名(82歳~99歳)
医療機関受診者16名 入院患者なし
下痢、発熱
令和3年6月28日(月曜日)午前4時頃から(調査中)
所在地:香取市
業 種:集団給食施設
当該給食施設で入居者に提供された食事(調査中)
カンピロバクター
使用停止3日間(令和3年7月12日から7月14日)
区分 | 千葉県 | 千葉市 | 船橋市 | 柏市 | 合計 | 昨年度同期 |
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件数 |
3 |
4 |
1 |
0 |
8 |
5 |
患者数 |
18 |
11 |
3 |
0 |
32 |
26 |
死亡者数 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
注:本日発表分含む
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