病院局職員(臨床研修医)が、県立病院及び研修協力病院の患者様の氏名等を記録したパソコンを紛失いたしました。
患者様情報の取扱いには特に慎重を期すべき医療機関として、このような事態を招き、患者様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
患者様へは事情説明と謝罪を行うとともに、二度とこのようなことが起こらないよう、病院局全職員に対し、個人情報等の厳重な管理について徹底いたしました。
紛失した個人情報
- がんセンターの患者様に関する情報(11名)
(姓、年齢、患者番号、症例)
- 循環器病センターの患者様に関する情報(1名)
(氏名、年齢、患者番号、症例)
- 佐原病院の患者様に関する情報(1名)
(氏名、年齢、患者番号、心電図等データ、症例)
- 県立病院以外の研修協力病院の患者様に関する情報(11名)
(2名は氏名、患者番号。9名は氏名、年齢、患者番号、症例)
※パソコンにはログインパスワードを設定していました。
概要
当該職員は、研修先の異動のため、1月30日(土曜日)午後1時頃がんセンターへパソコンを含む荷物を台車で運んだところ、がんセンター到着後にパソコンが無いことに気付いた。このため、移動経路等を捜索したが発見できず、午後10時頃に鎌取駅前交番に遺失物届を提出した。
パソコンには、研修実績の確認・報告のため、24名の患者様の氏名・症例等のデータが記録されている。
患者様への対応状況等
患者様や研修協力病院へ紛失の経緯を説明し謝罪をいたしました。
なお、これまでに当該データが第三者に渡り、悪用されたという情報はありません。
再発防止策等
- 個人情報、記録媒体の厳重な管理について、各病院長に対し改めて周知徹底を図りました。
- 臨床研修医のオリエンテーションにおいて、改めて個人情報の紛失防止を徹底します。
- パソコンを持ち運ぶ際に紛失することのないよう細心の注意を払うよう周知徹底を図ります。
- パソコンのログインパスワードに加え、個人情報を含むデータにパスワードを設定することで情報漏洩のリスク対策を強化します。