千葉県教育委員会では、魅力ある県立学校づくりのため、学校自らが学校や地域の実情に応じ企画・提案する取組の学校を顕彰しています。
顕彰対象は、他の学校にとって参考となり、優れた成果があったと認められる取組を行った学校とし、応募校の中から、最も優れていると認められる学校を「最優秀賞」として、学校が抱える課題に果敢に挑戦する取組等を行った学校を「特別賞」として、優れた成果があったと認められる数校を「優秀賞」として顕彰しております。
令和2年度は「優秀賞」1校、「特別賞」1校、「優秀賞」8校としました。
応募のあった各校の取組について、「魅力ある県立学校づくり大賞選定委員会」において審議し、顕彰校を決定しています。
審議の結果、「最優秀賞」を「飯高特別支援学校」に、「特別賞」を「多古高等学校」に決定しました。
また、「優秀賞」を、「東金特別支援学校」、「東金商業高等学校」、「大原高等学校」、「千葉南高等学校」、「印旛特別支援学校」、「湖北特別支援学校」、「千葉女子高等学校」、「東葛飾高等学校」の8校に決定しました。
学校名をクリックすると学校のホームページが御覧いただけます。
写真をクリックすると、各校の応募シート(各校が実践している魅力ある取組の紹介)が御覧いただけます。
本県初の特別支援学校コミュニティスクールとして、地元出身生徒が少ない中、児童生徒と職員が一丸となって地域美化や防災、交流活動等に取り組み、地域に溶け込んでいる。
コミュニティカレンダーの発行や地域参画係の設置など「地域と共にある特別支援学校」の先駆け、他の特別支援学校の模範として、高く評価できる。
人口減少地域の高校という厳しい現実に果敢に挑み、コロナ禍でも、マスクケースの製作、鯉のぼりの掲揚、防災無線での呼びかけ・演奏などで町民を元気づけ、高等学校コミュニティスクールとして、他の高校のモデルになる活動である。
町総合計画策定へのワークショップ参加や意見交換会へも積極的に参加している。
生徒考案の「パラ・スポ クイズ」、児童生徒の「オリ・パラ推進隊」、ボッチャ体験会をオンラインで開催するなど、コロナ禍においても成果をあげ、多くの報道機関に取り上げられている。
コロナ禍におけるオンライン授業、生徒会による学校紹介録画の作成、高校生による地域インターネットメディア局でのオンライン番組など、様々な取組の独自性が高い。
昨年度優秀賞を受賞した「紙ストロー」関連の取組も健在である。
「無限の海をつくる」をテーマに、稚魚の養殖と放流により栽培漁業に力を入れている。
潜水技術による水中放流により、稚魚の生存率を高めるなど工夫を行っている。漁業組合との連携、小学生向けの教室なども行っている。
コロナ禍においても、部活動や学校行事等を、感染予防を徹底しながら工夫して実施している。あらゆる面で粘り強い努力や創意工夫がなされており、積極的な広報活動など、「あきらめない姿勢」が素晴らしい。
とかく様々な体験が不足しがちな児童生徒に対し、近隣の大学と連携し「目指せ アウトドアの達人」をテーマに、自然体験活動をメインとした取組を行っている。
中長期的な計画を立て、持続可能な学習となっている。
歴史の浅い高等部のみの特別支援学校としての課題認識と取組が明確である。
小中学校や市役所等との連携した取組など、地域に愛される学校づくりに積極的に取り組んでいる。校長日誌も充実している。
300本を超える学校独自の動画配信授業、文化祭・体育祭のオンライン開催など、いち早くオンライン化に取り組んだ。ノートのみを画像に投影するという、斬新なアイデアも印象に残る。
伝統となった生徒の自主的な研究活動と「リベラルアーツ講座」の充実に努めている。
「医歯薬コース」の専門性も高めている。大学との連携も含め、各種の取組は、極めて高い水準にあり、充実している。
令和2年度は、上記顕彰校10校のほか、下記18校が応募しました。
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