障害のある方の中には外見からは援助や配慮を必要としているかどうかわからない方も大勢おり、そうした皆さんは日常生活の中で必要な時に配慮してもらいづらく困っている状況があります。その為、東京都では周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう『ヘルプマーク』を作成しています。
このマークの主な使用者は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方などを想定しています。
しかし残念なことに、これまで東京都だけの取り組みであった為、カードを持っていても東京でしか配慮がなされないという極めて限定的な場所での効果しか発揮されておらず、特に都心に近い県民の方から、本県での対応を求める声が高まっています。